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第36回東京国際映画祭が10月23日、日比谷や銀座などを会場に開幕した。最高賞を競うコンペティション部門には、岸善幸監督「正欲」など日本の3作品を含む15本が候補入り。受賞作は最終日の11月1日に発表される。
開幕前、「正欲」に出演した稲垣吾郎さんや新垣結衣さんらが日比谷の目抜き通りに設置されたレッドカーペットを歩き、会場は華やかな雰囲気に。オープニング作品は、今年5月の第76回カンヌ国際映画祭で役所広司さんが俳優賞に輝いた「PERFECT DAYS」(ビム・ベンダース監督)。
コンペ部門の日本作品はほかに、小辻陽平監督「曖昧な楽園」と富名哲也監督「わたくしどもは。」が出品されている。
今年が生誕120年、没後60年に当たる小津安二郎監督の特集も企画。クロージング作品は、ゴジラシリーズの最新作「ゴジラ―1・0(マイナスワン)」を上映する。